- 「吹雪による視程障害を面的に予測するシステム」 防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 主任研究員 根本征樹

「吹雪による視程障害を面的に予測するシステム」 防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 主任研究員 根本征樹

「防災科学技術研究所 新技術説明会」(2017年1月17日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/bosai/2016_bosai.html

【新技術の概要】
風速などの気象予測データと積雪深の予測データから降雪強度、雪面の状態を判定し、それに基づき雪面から舞い上がる吹雪の強度を計算する。さらに風速変動に伴う瞬間的な強...
「防災科学技術研究所 新技術説明会」(2017年1月17日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/bosai/2016_bosai.html

【新技術の概要】
風速などの気象予測データと積雪深の予測データから降雪強度、雪面の状態を判定し、それに基づき雪面から舞い上がる吹雪の強度を計算する。さらに風速変動に伴う瞬間的な強風を考慮して、吹雪時の視程を面的に予測する。

【従来技術・競合技術との比較】
従来の予測手法は、吹雪が十分に発達していることを前提とし、吹雪の発達程度に依存する視程障害を的確に評価できないほか、降雪が吹雪の発達に及ぼす影響を直接的には考慮していない、変動する吹雪によって生じる瞬間的な最低視程を予測できない、などの課題があった。新技術ではこれらを考慮した吹雪予測が可能である。

【新技術の特徴】
・吹雪の気温依存性と様々な雪面状態に依存する吹雪の発達程度を考慮
・変動する吹雪によって生じる瞬間的な最低視程を予測
・粒子飛散のシミュレーション

【想定される用途】
・冬期間の道路管理や吹雪対策の効率化
・吹雪による災害防止(交通事故、道路交通のマヒ、列車の立往生等)
・強風下で粒子が飛散する領域の推定

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