- 「ラットモノクローナル抗体の樹立と有用性 ― 子宮体癌予後予測と悪性中皮腫診断の新規マーカーを例に ―」 福島県立医科大学 医学部 基礎病理学講座 教授 千葉 英樹

「ラットモノクローナル抗体の樹立と有用性 ― 子宮体癌予後予測と悪性中皮腫診断の新規マーカーを例に ―」 福島県立医科大学 医学部 基礎病理学講座 教授 千葉 英樹

「ライフサイエンス 新技術説明会 ~医療系大学~」(2019年11月28日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/igakubu/2019_igakubu.html

【新技術の概要】
細胞接着シグナルに着目し、高効率のラットモノクローナル抗体取得技術に基づき、新規がん診断マーカーを複数見出している。今回紹介するのは、子宮体癌...
「ライフサイエンス 新技術説明会 ~医療系大学~」(2019年11月28日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/igakubu/2019_igakubu.html

【新技術の概要】
細胞接着シグナルに着目し、高効率のラットモノクローナル抗体取得技術に基づき、新規がん診断マーカーを複数見出している。今回紹介するのは、子宮体癌の予後不良マーカー及び中皮腫の鑑別マーカーの2つである。いずれもタイト結合分子クローディンファミリーに属する。

【従来技術・競合技術との比較】
前者の子宮体癌の予後不良マーカーについては、当該モノクローナル抗体を用いた切除組織の免疫組織化学染色により、5年生存率約30%の症例(全症例の約7%)を精度良く検出できる。また、中皮腫の鑑別診断のための陽性マーカーについては従来の陽性マーカーと併せて使用することで感度が向上する。

【新技術の特徴】
・子宮体癌の約7%の症例から成る予後不良例(5年生存率約30%)を精度良く検出できる。
・診断薬キット用のモノクローナル抗体
・特異性が高くホルマリン固定パラフィン包埋組織切片での染色性に優れる。

【想定される用途】
・診断薬
・研究用試薬

#アグリ・バイオ

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