- 「光線追跡による動画像生成のための高速化データ構造」 会津大学 コンピュータ理工学部 上級准教授 西村 憲

「光線追跡による動画像生成のための高速化データ構造」 会津大学 コンピュータ理工学部 上級准教授 西村 憲

「会津大学 新技術説明会」(2019年3月14日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/u-aizu/2018_u-aizu.html

【新技術の概要】
光線追跡法(レイトレーシング)による画像生成において、光線と物体群との交差判定を効率化する一般的な手法に階層バウンディングボリューム木(BVH木)がある。本技術は、特に動画像...
「会津大学 新技術説明会」(2019年3月14日開催)にて発表。https://shingi.jst.go.jp/list/u-aizu/2018_u-aizu.html

【新技術の概要】
光線追跡法(レイトレーシング)による画像生成において、光線と物体群との交差判定を効率化する一般的な手法に階層バウンディングボリューム木(BVH木)がある。本技術は、特に動画像の作成において、BVH木の作成・更新を効率化するものである。

【従来技術・競合技術との比較】
従来技術では、動的なシーン(物体の移動、追加、削除を含むシーン)を描画するために、フレームごとにBVH木を作り直すか、或いは劣化を伴う木の更新を行う必要があった。本技術を用いれば、木を劣化させるることなく高速に更新を行うことができ、総描画コストの削減が可能である。

【新技術の特徴】
・低計算コストで写実的な画像の生成が可能
・一部の物体のみが動くようなシーンにおいて、特に効力を発揮
・物体の追加や削除を含むシーンにおいても効率的な描画が可能

【想定される用途】
・レンダリングソフトウェア
・レイトレーシングのための専用ハードウェア

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